No.004-1【A列車で行こう9テクスチャバリエーション】JNR/JR東 115系300･1000番台近郊形電車 横須賀色/中央棟線仕様 Ver3.0 webガイド
このテクスチャセットは2021.10.2にcAL-cALが制作・公開した115系電車1000番台テクスチャ(Ver2.01)の改良版です。 <<テクスチャデータ>> 初公開日 2022.03.21 最新バージョン Ver3.0 最新バージョン公開日 -  収録テクスチャ数 3 A列車で行こう9車両テクスチャファイルです。以下の仕様の車両テクスチャが含まれています。 モデル 仕様 共通仕様 日本国有鉄道・東日本旅客鉄道 115系300番台・1000番台/横須賀色・中央東線仕様 モデル 仕様 model① 原形車 model② 冷房改造車 model③ リニューアル仕様
<<対応データ・適用可能テクスチャ>> 車体データと反射光ファイルデータは必ずセットで導入して下さい。詳しくは「導入について・・」項を参照ください。 適用可能フォーマット 適用対象(可能)テクスチャ a9codec版 (.ddsフォーマット) 115系1000番台(横須賀色) 115系2000番台(湘南色) 113系1000番台(横須賀色) <<モデル>> 昭和50年代後半から平成時代の中央東線で運用された姿をイメージしました。本テクスチャの詳細については後述する”テクスチャモデルについて・・”の項を参照ください。 <<加工ポイントなど・・>>
	●実車のことなど・・・ 直流電化された山岳線区の各地で見ることができた115系ですが、横須賀色と言うと中央東線のみに採用された塗色で、「山スカ」と呼ばれ親しまれました。昭和41(1966)年に0・800番台運用が運用を開始して以来、平成27(2015)年に211系に置き換えられるまで運用されています。 ** 300番台は昭和50(1975)年以降、中央東線に残存していた客車列車と、70系電車を置き換える目的で投入されました。0番台をベースに当時の世相(昭和47年の北陸トンネル火災を契機に車両の難燃化に注目されていた)を反映した難燃材を用いて新製されたのが300番台です。 1000番台は300番台車のシートピッチを拡大したもので、わずかに残っていた旧型車運用を駆逐するため昭和55年にわずか4両のみが新製されたもので、晩年運用されていた1000番台車は他線区からの転入車です。国鉄末期の短編成化と運転本数増発に対応した編成変更などの変遷を経てJR化後に300番台の冷房装置搭載や行き先方向幕の使用開始が行われ、一部の編成には大幅なリニューアルも施されました。 ●A列車で行こう9での活用のことなど・・・ 115系横須賀色は運用範囲が狭く、地域色がはっきりする電車ですが、コラボレーションする車両は多く、様々な鉄道シーンを演出できるでしょう。完成度が低いA列車で行こう９製品版115系横須賀色を本テクスチャで置き換えてはいかがでしょうか。 ●A列車で行こう9オリジナルテクスチャについて・・・ とても残念なことにA列車で行こう9の113・115系横須賀色は、塗り分けラインが湘南色と同じになっている※1上に、カラーリングが寝ぼけている※2ためとても違和感があります。僕がそもそもA列車で行こう9のテクスチャ改造を決意したのは、この間違いを是正するためだったりします。 ※１ かつて113系に始めて横須賀色が登場当時、湘南色と横須賀色は同じ塗装ラインでした。しかし、しばらくして横須賀色の塗装ラインは改められ、現在の様なクリーム色塗装範囲が狭い現行仕様に変更されています。115系で横須賀色が採用された際には既に後者の塗装ライン変更後でしたので、A列車で行こう9製品版のカラーリングは誤りと言うことになります。 ※２ A列車で行こう9の車両色は実車とかなりイメージが違うものが多く、横須賀色もかなりくすんでいます。本テクスチャを採用した場合、既存の113系横須賀色と共存させるとかなりの違和感が生じますのでご注意下さい。 ●バージョンアップポイント <Ver1.0→2.0> ◎ 車体カラーの見直しを行いました。 ◎ 前面形状のリファインを行い、扉・戸袋窓の形状を改めました。 ◎ 列車番号表示器・行先表示・編成番号札を表現しました。 ◎ 屋根の汚れを表現しました。 <Ver2.0→3.0> ◎ 車体カラーの全面見直し(青15号)塗り分け線と客席窓高さ設定ミス修正、屋根ウェザリングの度合いの修正を行い、ヘッドライト・ワイパー・ジャンパー栓受けの表現を改めました。(新規作成) ◎ 客席・運転室照度の調整を行い、窓枠が発光してしまう事象への対策を行いました。  ◎ 列車番号表示器・行き先方向幕・列車種別幕などを各モデル毎に作り分けました。また、標記についても可能な限り追加しました。  ●加工のポイント・・・ テクスチャーの差し替えという限られた中での加工ですので、妥協を余儀なくされた点があります。本テクスチャは実車とは違う点がありますので、ご了承下さい。以下製品版115系1000番台との差異と、断念したことを列記します。 ◎ 実車イメージを基に塗装カラーを選定しました(RGBカラーモデル不採用) 　　　青15号 / クリーム1号 ◎ 雨樋上部の保護ゴムを表現しました。 ◎ 各モデルごとに背景を検証して仕様を選定しました。詳細は後述する”テクスチャモデルについて・・”の項を参照ください。 ◎ 客席・運転室照度の調整を行い、窓枠が発光してしまう事象への対策を行いました。  ▲ 実車イメージを基に窓割り、窓と扉形状、前面形状、塗り分け位置、Hゴム色など、可能な限り車体描画を行いましたが、下記項目についてはテクスチャ構成の制約により実車とは外観が異なります。 ・ 客席窓の配列・数が実車とは一致ません。 ・ トイレがありません。 ・ 屋根上点検ハシゴが先頭車車体両側に描画されます。 ・ JRマークが描画できません。 ▲ 屋根の汚れを表現しましたが、それ以外の屋根上の機器(通風器等)が冷房装置以外ありません。また、冷房装置自体も実際の機器とは形状が異なります。 ▲ 行き先方向幕を表現しましたが、文字が左右で反転して描画されます。
●テクスチャモデルについて・・・ 各制作テクスチャは次の様な仕様です。併記している列車番号についての記述は昭和58(1983)年9月現在の時刻表よりとしています。 model①　115系300・1000)番台/横須賀色 中央東線仕様　原形車 新製時から冷房化改造までの姿(1975～1980年代)を表現したテクスチャです。model①冷房装置と行き先方向幕装置は搭載準備の姿です。(実車はサボ使用ですが、テクスチャ構造の都合上表現していません)種別幕は”普通”表示。 300番台と1000番台は客席窓が違うという車体構造の相違があり,ますが、A列車で行こう９ではこの違いを表現できないため、本テクスチャは両番台対応としました。(窓配列自体は1000番台対応ですが、1000番台とするには雪切室ガラリがありません) 3両・あるいは4両の編成を単独あるいは2本連結で運用されていたので、先頭車は貫通幌装備としました。0番台とは異なり、実車のパンタグラフ装備車は折りたたみ高さを低く設計されたPS23形を装備していた関係から低屋根ではありません。(このあたりの表現はA列車で行こう９では不可能です)実車はこ三鷹電車区配置でしたので標記は”西ミツ”としました。中央東線では当初編成番号札を掲出していませんでしたが、冷房化前後あたりから青色の編成番号札を掲出したようですので、表現しました。 【種別幕】普通、【行き先方向幕】なし、【列車番号表示器】433M、【配置区標記】西ミツ 列車番号・・・中央本線433Mは新宿(12:09)発松本行(19:13)として運転されていた普通列車の列車番号です。 model②　115系300・1000)番台/横須賀色 中央東線仕様　冷房改造車 冷房化・行き先方向幕装備、Hゴムの交換(黒色化)後の姿です。1000番台車はこの時期(1990年代)中央東線から転出し一度消滅しています。model②はこの形態を表現したものです。115系横須賀色の多くはこの形態で終盤まで運用されました。新製時期が新しかった関係で前面強化工事を施工していません。運用区見直しのため、豊田電車区(豊田車両センター)転属後と想定しましたので、配置区標記は"八トタ"としています。 【種別幕】普通、【行き先方向幕】甲府、【列車番号表示器】428M、【配置区標記】八トタ 列車番号・・・中央本線428は長野発(6:36)甲府行(11:59)として運転されていた普通列車の列車番号です。 mode③　115系0(800)番台/横須賀色 中央東線仕様　リニューアル車 平成10(1998)年から平成14(2002)年にかけて、老朽化した115系に対して大規模な主要補機類・客席設備のリニューアルが行われました。115系横須賀色では3両×8本の計18両に対し施工され、これらが中央東線から115系が撤退するまでの運用の中心となりました。model③はこの姿をモデルとしています。 外観上の特徴として列車番号表示器のLED化が大きな識別点です。 【種別幕】普通、【行き先方向幕】松本、【列車番号表示器】0429M、【配置区標記】八トタ 列車番号・・・中央本線429Mは高尾発(4:29)松本行(14:11)として運転されていた普通列車の列車番号です。 <<導入について>> ●　本テクスチャを導入しても、ゲーム内車両カスタム・購入ウインドウ(小窓)内での車両画像は置き換わりません。導入前のままとなりますのでご了承下さい。 ●　テクスチャは使用前にリネームを必要とします。リネームの際は大文字小文字の差異にご注意下さい。 ●　置き換え対象テクスチャは複数あります。事情に合わせ、導入対象を選んで下さい。 ●　リストに無い115系(弥彦色)については、テクスチャフォームが同一ですので導入自体はできますが、ゲームシステムの仕様上中間車が描画されません。 a9codec版 (ddsフォーマット) ・ 下記対象テクスチャを置き換えます。反射光ファイルはそれぞれ違いがありますので置き換えの際はご注意下さい。 ・ 予めオリジナルテクスチャに対しバックアップの実行をお勧めします。 本作テクスチャ 車体テクスチャ名 反射光テクスチャ名    置き換え対象テクスチャ 車体テクスチャ名 反射光テクスチャ名 model① 原形車 d_EC115310Y1.dds m_EC115310_1.dds 115系 _d_115.dds _m_115.dds model② 冷房改造車 d_EC115310Y2.dds m_EC115310_2.dds 115系 _d_115b.dds _m_115b.dds model③ リニューアル仕様 d_EC115310Y3.dds m_EC115310_3.dds 113系 _d_113.dds _m_113.dds ＜＜制作履歴＞＞ バージョン 公開日 更新内容 Ver1.0 2016.01.29 新規制作。ベース：115系1000番電車 横須賀色(A列車で行こう９製品版) Ver2.0 2021.09.04 グレードアップ。テクスチャ精細化。 Ver2.01 2021.10.02 Readme修正 Ver2.02 2022.02.28 Readme記載ミス修正(置き換え対象から415系を除外)  Ver3.0 2022.03.21 リニューアル　ベース：115系0(800)番台近郊形電車/横須賀色中央東線仕様テクスチャVer1.0,113系1500・2000番台近郊形電車/横須賀色テクスチャVer3.0  ＜＜参考資料・サイト＞＞ 書籍：鉄道図書刊行会刊：鉄道ピクトリアル No.459　1986年2月号　【特集】115系近郊形電車 書籍：日本交通公社刊：国鉄監修 時刻表 1983年10月号 web：国鉄型主義 様　http://kanu165.web.fc2.com/index.htm web：ウィキペディアフリー百科事典 国鉄115系電車 より (各サイト運営の方に御礼申し上げます。)