No.097【A列車で行こう9電車テクスチャバリエーション】JR東 205系通勤形電車埼京線仕様 Ver1.0　webガイド
●テクスチャデータ 初公開日 2022.10.25 最新バージョン Ver1.0 最新バージョン公開日 -  収録テクスチャ数 12 A列車で行こう9車両テクスチャファイルです。以下の仕様の車両テクスチャが含まれています。 モデル 仕様 共通仕様 205系通勤形電車 グリーン帯　埼京・川越線仕様 モデル 仕様 model① model② 前期車、スカート無し 各駅停車・快速仕様 model③ model④ 後期車、スカート無し 各駅停車・快速仕様 model⑤ model⑥ 前期車、スカート有り、６ドアステッカー付 各駅停車・快速仕様 model⑦ model⑧ 後期車、スカート有り、６ドアステッカー付 各駅停車・快速仕様 model⑨ model⑩ 前期車、スカート有り 各駅停車・快速仕様 model⑪ model⑫ 後期車、スカート有り 各駅停車・快速仕様
●対応データ・適用可能テクスチャ 車体データと反射光ファイルデータは必ずセットで導入して下さい。詳しくは"導入について"を参照ください。 適用可能フォーマット 適用対象(可能)テクスチャ a9codec版 (.ddsフォーマット) 205系 ウグイス 205系グリーン ●モデル 埼京・川越線で平成元(1989)年に運用が開始されてから平成28(2016)年に運用が終了するまでの205系電車をイメージして仕上げましました。3つの時期の姿をモデル化しています。詳しくは”各テクスチャモデルについて”を参照下さい。
	●実車について 205系電車は国鉄時代末期の昭和60(1985)年に開発、投入された系列の電車です。様々な理由で停滞気味であった国鉄車両の設計から大きく飛躍・進化した構造は、国鉄分割民営化後の車両開発に多く反映されることになりました。 ＊ 首都圏における205系投入は昭和60(1985)年～の山手線以降、横浜線(1988年～)を経て平成元(1989)年から埼京線・南武線向けに増備が開始され、(同年、京浜東北・根岸線向けの車も投入されていますが一時的な処置であり、しばらくして他線区へ転配されています)埼京線へは230両が新製投入となり、山手線の540両に次ぐ第二の勢力に達しました。 同線では1985年の開業以来、103系電車が運用されていましたが、新製当時山手線専用とも言える短距離高加減速性能重視の設計だった103系は連続的な高速運転には向いておらず、まき散らす騒音は開業早々から問題となりました。(特に赤羽～大宮間の高架区間での騒音は快速運転していたこともあり、無視できなかった)こうした背景から、埼京線への205系投入は集中的に推し進められ、2年あまりで置き換えが完了しています。平成14(2002)年には大崎駅へ延伸と東京臨海高速鉄道りんかい線乗り入れに際して運用数が増えたことと乗客数増に対応するため、山手線からの転入車があり、サハ204形の2両連結など特徴的な運用が行われました。乗客増による混雑激化はこれ以降も続き、対策のため拡幅車体構造の採用のE233系(7000番台車)導入が平成25(2013)年から開始、平成28(2016)年に205系の運用は終了しています。 ●A列車で行こう９での活用について 前述の通り205系埼京・川越線仕様車は平成時代に活躍した車です、導入当初の103系など旧国鉄車とのコラボレーションや末期の新旧交代の構図や、サハ204形組成の特徴ある運用が再現できます。本テクスチャセットではこれらを演出できる様、３つの時期のテクスチャを用意しました。 ●加工のポイント A列車で行こう９の205系電車は、他車同様に特徴は押さえているとは言え、実車再現性が非常に低いと言わざるを得ません。一時代を支えた名車？のクオリティを引き上げるため制作したのが本テクスチャです。 テクスチャーの差し替えという限られた中での加工ですので、妥協を余儀なくされた点があります。本テクスチャは実車とは違う点がありますので、ご了承下さい。以下できたこととできなかったことを列記します。 す。 ◎ 帯カラーの見直し(RGBカラーモデル採用) 緑14号：36.96.41 ◎ 車体テクスチャを全面的に見直しました。 (客席窓高さ、側板ビード、前面形状、客席扉・窓の形状、側面行先方向幕、乗務員室扉、ステンレス反射光表現) ◎ 省略されていた屋根ビード、ワイパーを表現しました。 ◎ 行き先表示器・運行番号表示器の表現をモデル毎に改めました。 (幕式、LED式) ◎ 編成番号札を表現しました。(川越区仕様) ◎ 客扉にステッカーを表現しました。 ▲ 車体標記表現が不完全です。 (車号・・×、ATS標記・・○、配置区標記・・×) ▲ JRマーク標記表現が不完全です。 (運転台下・・○、車体側面運転席後方・・×) ▲ 他モデルと同形態だった連結器(スカート)回りテクスチャを見直しましたが、スカート装備のモデルのみ描画乱れがあります。 × 実車のサハ204形に追加装備された行き先方向幕は表現できませんでした。。 × 屋根上・床下機器が正しくありません。 × 先頭車の側面行先方向幕の位置が正しくありません。 × 各車側面行き先方向幕の表示文字が反転します。また、サハ204形の行き先方向幕は表現できませんでした。 ◎：よい点(自画自賛・・)　▲：一部対応できた点　×：断念・悪い点
●各テクスチャモデルについて model①　埼京・川越線　205系 前期量産車・初期形態　各駅停車仕様 model②　埼京・川越線　205系 前期量産車・初期形態　快速仕様 model③　埼京・川越線　205系 後期量産車・初期形態　各駅停車仕様 model④　埼京・川越線　205系 後期量産車・初期形態　快速仕様 205系(０番台)電車は３度の設計変更が行われましたが、明確な番台区分は行われませんでした。内訳は山手線のみに投入された先行量産車(10両×4本)、最初の設計変更車である前期量産車(山手線10両×50本、京阪神緩行線7両×4本)、２度目の設計変更である後期量産車(横浜線7両×25本、埼京線10両×23本、京浜東北・根岸線10両×6本、総武・中央緩行線10両×2本、南武線6両×16本)、先頭車形状の変更が行われた３度目の設計変更車(京葉線10両×12本、武蔵野線8両×5本)で、埼京・川越線最初の投入車は後期量産車にあたります。(山手線、埼京・川越線仕様車には後にサハ204形が導入されている) 埼京線は昭和60(1985)年の開業以降、延伸(1996年・恵比寿延長、2002年・大崎延長・臨海高速鉄道線相互直通乗り入れ)を行っていますが、これに対応する所要編成数が不足したため、京浜東北線・総武中央緩行線・山手線よりの転入車がありました。このうち山手線からの転入車20両は、客扉窓の小さい前期量産車でした。model①・②はこの運用開始直後の姿をモデルとしたものです。 一方、埼京・川越線へ205系が導入された当初の投入車は前述の通り後期量産車です。行き先方向幕右側の種別幕部分表示は誤乗防止を目的とした”埼京線”で、快速列車が運行されていたのにも関わらず種別表示には用いられませんでした。このほか、客扉窓の大型化と連結器胴受けの形状変更が行われました。model③・④はこのタイプの導入当初の姿をモデル化したものです。 model①～④では相当するテクスチャの構成上6ドア車であるサハ204形(山手線からの転用)が組成できますが、同線へのサハ204導入は平成14(2002)年からのため、この仕様では実車に符合しません。 model①：【行き先方向幕】池袋、【運行番号表示器】35 model②：【行き先方向幕】快速新宿、【運行番号表示器】11 model③：【行き先方向幕】大宮、【運行番号表示器】41、【種別幕】埼京線 model④：【行き先方向幕】快速川越、【運行番号表示器】36、【種別幕】埼京線 model⑤　埼京・川越線　205系 前期量産車・６ドアステッカー,スカート設置車　各駅停車仕様 model⑥　埼京・川越線　205系 前期量産車・６ドアステッカー,スカート設置車　快速仕様 model⑦　埼京・川越線　205系 後期量産車・６ドアステッカー,スカート設置車　各駅停車仕様 model⑧　埼京・川越線　205系 後期量産車・６ドアステッカー,スカート設置車　快速仕様 恵比寿・大崎延伸と東京臨海高速線直通乗り入れが始まるなど利便性が向上した埼京線は混雑の度合いが激しくなりました。この対策として2000年代に入り、山手線への新型車導入が開始されたことで捻出されたサハ204形が埼京線に転用されています。これに際して6ドア車組み込みの行われた編成の先頭車に”6DOORS”ステッカーを掲出する様になりました。(山手線、中央・総武緩行線と同仕様のもの) 同時期、埼京線の大崎延長開業と東京臨海高速鉄道線との相互直通乗り入れ開始に伴い行き先方向幕の差し替えが必要になりましたが、コマ数の都合から全編成に対して行き先方向幕と運用番号表示器のLED化が行われました。model⑤～⑧はこの時期の埼京線運用車をモデルとしました。(埼京線205系はこれに先立ち、1990年代には先頭車床下機器保護のためスカートを設置する工事を全車に施工する改造が行われていますので、6ドア車導入時にはスカートなし車は既にありませんでした。)どういう理由か、後期量産車の列車種別幕はこれ以降運用終了(廃車)まで使用を停止していました。 model⑤：【行き先方向幕】川越、【運行番号表示器】03 model⑥：【行き先方向幕】通勤快速 新木場、【運行番号表示器】06 model⑦：【行き先方向幕】大宮、【運行番号表示器】34 model⑧：【行き先方向幕】快速新宿、【運行番号表示器】26 model⑨　埼京・川越線　205系 前期量産車・スカート設置車　各駅停車仕様 model⑩　埼京・川越線　205系 前期量産車・スカート設置車　快速仕様 model⑪　埼京・川越線　205系 後期量産車・,スカート設置車　各駅停車仕様 model⑫　埼京・川越線　205系 後期量産車・スカート設置車　快速仕様 205系投入は陳腐化が目立っていた埼京線103系電車のイメージ(不経済性・騒音問題)を払拭するには十分であったものの、輸送力の向上に寄与していたとは言えない状態でした。埼京線の混雑は各駅の構造問題なども加わり、悪化の一途を辿っていました。折しも山手線のE231系電車投入に伴う車両転配の計画から6ドア車の埼京線転用が行われ、混雑解消を図ることになります。連結位置は大宮・川越方の２･３号車と車端部にまとめられ、埼京・川越線特有の組成となっていたのは記憶に残るところです。 しかし、全車転用車でまかなわれた6ドア車は埼京・川越線の全編成を充足するには至らず、一部は従来編成のまま運用が継続されました。model⑨～⑫はこの6ドア車非連結の編成をモデルとしたもので、6ドア車転用直前の編成も再現することができます。 6ドアステッカーがないことを除けば形態はmodel⑤～⑧と同じ形態となっています。 model⑨：【行き先方向幕】大崎、【運行番号表示器】17 model⑩：【行き先方向幕】快速川越、【運行番号表示器】33 model⑪：【行き先方向幕】大宮、【運行番号表示器】39 model⑫：【行き先方向幕】快速恵比寿、【運行番号表示器】28 ●導入について ●　下記対象テクスチャを置き換えます。予めオリジナルテクスチャに対しバックアップの実行をお勧めします。 ●　本テクスチャを導入しても、ゲーム内車両カスタム・購入ウインドウ(小窓)内での車両画像は置き換わりません。導入前のままとなりますのでご了承下さい。 ●　本テクスチャは下記置き換え対象テクスチャリストに無い”205系(スカイブルー)”及び”205系(カナリアイエロー)”テクスチャにも導入できますが、その場合ゲーム仕様上6扉車を組成することができません。ご注意下さい。 ●　テクスチャは使用前にリネームを必要とします。リネームの際は大文字小文字の差異にご注意下さい。 ●　置き換え対象テクスチャは候補が複数あります。事情に合わせ、導入対象を選んで下さい。 a9codec版 (ddsフォーマット) 本作テクスチャ 車体テクスチャ名 反射光テクスチャ名 model① 前期量産車・初期形態　各駅停車仕様 d_EC205Sa11.dds m_EC205_11dds model② 前期量産車・初期形態　快速仕様 d_EC205Sa11r.dds model③ 後期量産車・初期形態　各駅停車仕様 d_EC205Sa12.dds m_EC205_12.dds model④ 後期量産車・初期形態　快速仕様 d_EC205Sa12r.dds model⑤ 前期量産車・６ドアステッカー,スカート設置車　各駅停車仕様 d_EC205Sa21.dds m_EC205_2131.dds model⑥ 前期量産車・６ドアステッカー,スカート設置車　快速仕様 d_EC205Sa21r.dds model⑦ 後期量産車・６ドアステッカー,スカート設置車　各駅停車仕様 d_EC205Sa22.dds m_EC205_2232.dds model⑧ 後期量産車・６ドアステッカー,スカート設置車　快速仕様 d_EC205Sa22r.dds model⑨ 前期量産車・スカート設置車　各駅停車仕様 d_EC205Sa31.dds m_EC205_2131.dds model⑩ 前期量産車・スカート設置車　快速仕様 d_EC205Sa31r.dds model⑪ 後期量産車・,スカート設置車　各駅停車仕様 d_EC205Sa32.dds m_EC205_2232.dds model⑫ 後期量産車・スカート設置車　快速仕様 d_EC205Sa32r.dds       置き換え対象テクスチャ バイナリファイル mt0.bin  テクスチャ名 車体テクスチャ名 反射光テクスチャ名 205系　ウグイス _d_205.dds _d_205.dds 205系　グリーン _d_20d.dds _d_205d.dds ●制作履歴 バージョン 公開日 更新内容 Ver1.0 2022.10.25 新規制作。ベース：205系通勤形電車山手線(ウグイス色帯)仕様テクスチャVer1.0,同・総武･中央緩行線(イエロー帯)仕様テクスチャVer1.2 ●参考資料・サイト web：ウィキペディアフリー百科事典 国鉄205系電車 より web：ウィキペディアフリー百科事典 界磁添加励磁制御 より (各サイト運営の方に御礼申し上げます。)