No.099【A列車で行こう9電車テクスチャバリエーション】JR東 205系通勤形電車横浜線仕様 Ver1.0　webガイド
●テクスチャデータ 初公開日 2022.11.06 最新バージョン Ver1.0 最新バージョン公開日 -  収録テクスチャ数 10 A列車で行こう9車両テクスチャファイルです。以下の仕様の車両テクスチャが含まれています。 モデル 仕様 共通仕様 205系通勤形電車 ウグイス/グリーン帯　横浜線仕様 モデル 仕様 model① model② 後期量産車、スカート無し 各駅停車・快速仕様 model③ 先行試作車、山手線借入車 各駅停車仕様 model④ model⑤ 後期量産車、スカート有り、緑地方向幕付 各駅停車・快速仕様 model⑥ model⑦ 後期量産車、スカート有り、 LED行先表示器付 各駅停車・快速仕様 model⑧ model⑨ 前期量産車、スカート有り、 LED行先表示器付 各駅停車・快速仕様 model⑩ 後期量産車、スカート有り、 LED行先表示器付 各駅停車仕様・205系LastRanHM付
●対応データ・適用可能テクスチャ 車体データと反射光ファイルデータは必ずセットで導入して下さい。詳しくは"導入について"を参照ください。 適用可能フォーマット 適用対象(可能)テクスチャ a9codec版 (.ddsフォーマット) ■ 205系 ウグイス ■ 205系 グリーン ●モデル 埼京・川越線で平成元(1989)年に運用が開始されてから平成28(2016)年に運用が終了するまでの205系電車をイメージして仕上げましました。3つの時期の姿をモデル化しています。詳しくは”各テクスチャモデルについて”を参照下さい。
	●実車について 205系電車は国鉄時代末期の昭和60(1985)年に開発、投入された系列の電車です。様々な理由で停滞気味であった国鉄車両の設計から大きく飛躍・進化した構造は、国鉄分割民営化後の車両開発に多く反映されることになりました。 ＊ 昭和60(1985)年の205系山手線導入開始以降、首都圏における205系投入はしばらく途絶えていましたが、昭和63(1988)年に横浜線での運用が開始されました。当時、横浜線で運用されていた103系は、車体色こそようやくウグイス色(黄緑6号)に統一されたものの、元々山手線を始めとした各線区からの寄せ集め(国鉄末期には色見本の様な組成をした編成もあった)で、更新工事を施されることなく運用されている古い車も多数在籍していたことが主な要因となり、これらの車の刷新が行われたものです。 横浜線では沿線開発などにより1960年代以降輸送需要は増え続け、昭和63(1988年)の全線複線化以降も乗客は増加の一途を辿りました。これに対応するため、6ドア車サハ204形の増結が行われたのは平成6(1994)年のことです。 これでも乗車率の上昇は押さえることができなかったこと、205系自体の陳腐化が進行していたことから拡幅車体を持つE233系の導入が決定され、平成26(2014)年に全車が置き換えられ205系の運用は終了しました。 ●A列車で行こう９での活用について 205系横浜線仕様車は平成時代に活躍した車です、導入当初の103系など旧国鉄車とのコラボレーションや末期の新旧交代の構図や、誤乗対策で行われた行き先方向幕の変更された姿や、末期のLED表示器装備後の姿を再現できます。本テクスチャセットではこれらを演出できる様、３つの時期のテクスチャを用意しました。 ●加工のポイント A列車で行こう９の205系電車は、他車同様に特徴は押さえているとは言え、実車再現性が非常に低いと言わざるを得ません。一時代を支えた名車？のクオリティを引き上げるため制作したのが本テクスチャです。 テクスチャーの差し替えという限られた中での加工ですので、妥協を余儀なくされた点があります。本テクスチャは実車とは違う点がありますので、ご了承下さい。以下できたこととできなかったことを列記します。 ◎ 帯カラーを実車イメージに基づき表現しました。(RGBカラーモデル採用) 黄緑6号：123.171.79　/　緑14号：36.96.41 ◎ 車体テクスチャを実車イメージに基づき調整しました。 (客席窓高さ、側板ビード、前面形状、屋根ビード、ワイパー、客席扉・窓の形状、側面行先方向幕、乗務員室扉、ステンレス反射光表現、行き先表示器・運行番号表示器の表現) ◎ 編成番号札を表現しました。(蒲田区・仕様) ◎ 客扉にステッカーを表現しました。 ▲ 車体標記表現が不完全です。 (車号・・×、ATS標記・・○、配置区標記・・×) ▲ JRマーク標記表現が不完全です。 (運転台下・・○、車体側面運転席後方・・×) ▲ 他モデルと同形態だった連結器(スカート)回りテクスチャを見直しましたが、スカート装備のモデルのみ描画乱れがあります。 × 屋根上・床下機器が正しくありません。 × 先頭車の側面行先方向幕の位置が正しくありません。 × 各車側面行き先方向幕の表示文字が反転します。また、サハ204形の行き先方向幕は表現できませんでした。 ◎：よい点(自画自賛・・)　▲：一部対応できた点　×：断念・悪い点
●各テクスチャモデルについて model①　横浜線　205系 後期量産車・スカート無し 各駅停車仕様 model②　横浜線　205系 後期量産車・スカート無し 快速仕様 model③　横浜線　205系 先行量産車・山手線貸出車　各駅停車仕様 205系電車の横浜線仕様以降新製車は客扉のガラス窓を大きくする設計変更などが行われ、後期量産車と呼ばれました。種別表示幕が新設され、横浜線では行先方向幕・種別表示幕がLED化されるまで”本来の用途"で使用されています。(各駅停車は線名を表示)編成番号札は当時所属していた蒲田電車区のオレンジ色の札が下げられていました。model①・②は運用開始から平成5(1993)年に実施されたATS-P形取付工事までの姿をモデルとしています。 このATS-P形取付工事の期間中、横浜線では所要編成が数が不足する事態になりました。これに対応するため、山手線から１編成を借用し約１ヶ月間(1993年1~2月、山手線はATC運用線区でしたが、ATS-B形も併設されていた)運用していました。当時山手線では205系が運用中であり、京浜東北・根岸線乗客からの誤認防止のためか使用期間が短期間にも関わらず、借入車の帯を横浜線仕様に変更、運転台には”横浜線”の仮表示を取り付けるなど徹底していました。しかも、対象編成が先行量産車(クハ205 2以下ヤテ２編成を７連に短縮したもの。)であったことから横浜線異色の編成として当時は話題になっています。model③はこの編成を再現しました。さすがに運行番号の記号の用意は間に合わなかったらしく、無地のまま運行されています。(横浜線で使用されている運行番号記号は"K") model①～③は時期的に6ドア車導入の前の形態です。サハ204を組み込んだ編成を組成することは可能ですが、時代考証的には符合しません。ATS-P形装備前の姿ですのでATS-B形車上子を表現しています。 model①：【行先方向幕】八王子、【種別幕】横浜線、【運行番号表示器】43K model②：【行先方向幕】逗子、【種別幕】快速、【運行番号表示器】09K model③：【行先方向幕】八王子、【運行番号表示器】11 model④　横浜線　205系 後期量産車・スカート付き・緑色方向幕設置車　各駅停車仕様 model⑤　横浜線　205系 後期量産車・スカート付き・緑色方向幕設置車　快速仕様 横浜線は東神奈川駅で接する京浜東北線へ直通し、根岸線まで乗り入れる運用が存在します(横須賀線逗子までの乗り入れも過去に存在した)。このためか、205系化以降の誤乗対策についてはかなり試行錯誤の連続で、新製投入時には先頭車の種別幕へ線区名を掲出、後に行先方向幕への線区名掲出(２段表示)、平成14(2002)年以降行先方向幕の地色をラインカラー(黄緑)としました。 model④・⑤は行先方向幕の地色をラインカラーとした際の姿です。本テクスチャではATS-P形導入によるATS-B形車上子の撤去(1993年)、床下機器保護のために行われた大形スカート装備(1994年)、JR東日本横浜支社が発足に伴う所属変更のため編成番号札の変更(1996年)、運行番号表示器のLED化後の状態も反映しています。 model④：【行先方向幕】橋本、【種別幕】横浜線、【運行番号表示器】17K model⑤：【行先方向幕】桜木町、【種別幕】快速、【運行番号表示器】37K model⑥　横浜線　205系 後期量産車・スカート付き・LED表示器設置車　各駅停車仕様 model⑦　横浜線　205系 後期量産車・スカート付き・LED表示器設置車　快速仕様 model⑧　横浜線　205系 前期量産車・スカート付き・LED表示器設置車　各駅停車仕様 model⑨　横浜線　205系 前期量産車・スカート付き・LED表示器設置車　快速仕様 205系に限らず、幕式の行先表示器は長期使用によってフィルム汚損・劣化・損傷が生じるものであり、破損時はもちろんのこと使用線区が変わった場合など幕自体の交換が必要になる”コスト”のかかる装備でした。これに代わり普及したのがLED表示器です。従来のLED表示器は輝度や耐久性が不足しており、行先表示器など複雑かつ大形化が難しいものでした。しかし、高輝度形の開発によって十分使用に耐え得るものとなりました。横浜線の205系は平成20(2008)年までに全先頭車に対し、デジタル無線設置工事と同時施工でLED化を実施、種別幕の表示器を廃止(デジタル無線機器搭載の関連)しています。model⑥・⑦はこの状態を表現しました。 元々所要数ぎりぎりで運用されていた横浜線へは他線区からの転入車が３編成ありました。(京浜東北・根岸線/1本･1993年、山手線/1本・2003年、武蔵野線/1本･2009年)このうち、山手・武蔵野線からの転入車は客扉窓の小さな前期量産車でした。また、武蔵野線からの転入車は横浜線唯一の6ドア車非連結で、特異な存在ともなっています。model⑧・⑨はこれらの形態を表現しました。 model⑥：【行先方向幕】東神奈川、【運行番号表示器】28K model⑦：【行先方向幕】快速大船、【運行番号表示器】31K model⑧：【行先方向幕】磯子、【運行番号表示器】23K model⑨：【行先方向幕】快速八王子、【運行番号表示器】51K model⑩　横浜線　205系 後期量産車・スカート付き・LED表示器設置車205系LastRanHM付　各駅停車仕様 205系の横浜線運用期間は26年に及ぶものでした。最後の運用となったのは一番編成であるH１編成、ラストランまでの約20日間、大形のヘッドマークを付けて運用されました。model⑩はこの姿をモデルとしています。ヘッドマークは前後違うものを装備しましたが、本モデルでは都合上1種のみとなります。運用番号はラストランとなった平成26(2014)年8月23日の最終運用の47Kとしました。 model⑩：【行先方向幕】東神奈川、【運行番号表示器】47K ●導入について ●　下記対象テクスチャを置き換えます。予めオリジナルテクスチャに対しバックアップの実行をお勧めします。 ●　本テクスチャを導入しても、ゲーム内車両カスタム・購入ウインドウ(小窓)内での車両画像は置き換わりません。導入前のままとなりますのでご了承下さい。 ●　本テクスチャは下記置き換え対象テクスチャリストに無い”205系(スカイブルー)”及び”205系(カナリアイエロー)”テクスチャにも導入できますが、その場合ゲーム仕様上6扉車を組成することができません。ご注意下さい。 ●　テクスチャは使用前にリネームを必要とします。リネームの際は大文字小文字の差異にご注意下さい。 ●　置き換え対象テクスチャは候補が複数あります。事情に合わせ、導入対象を選んで下さい。 a9codec版 (ddsフォーマット) 本作テクスチャ 車体テクスチャ名 反射光テクスチャ名 model① 後期量産車・スカート無し 各駅停車仕様 d_E-EC205YH31.dds m_EC205_31.dds model② 後期量産車・スカート無し 快速仕様 d_E-EC205YH31r.dds model③ 先行量産車・山手線貸出車 各駅停車仕様 d_E-EC205YH11.dds m_EC205_11.dds model④ 後期量産車・スカート付き・緑色方向幕設置車 各駅停車仕様 d_E-EC205YH32.dds m_EC205_32.dds model⑤ 後期量産車・スカート付き・緑色方向幕設置車 快速仕様 d_E-EC205YH32r.dds model⑥ 後期量産車・スカート付き・LED表示器設置車 各駅停車仕様 d_E-EC205YH33.dds m_EC205_33.dds model⑦ 後期量産車・スカート付き・LED表示器設置車 快速仕様 d_E-EC205YH33r.dds model⑧ 前期量産車・スカート付き・LED表示器設置車 各駅停車仕様 d_E-EC205YH13.dds m_EC205_13.dds model⑨ 前期量産車・スカート付き・LED表示器設置車 快速仕様 d_E-EC205YH13r.dds model⑩ 前期量産車・スカート付き・LED表示器設置車205系LastRanHM付 各駅停車仕様 d_E-EC205YH33sp.dds m_EC205_33.dds       置き換え対象テクスチャ バイナリファイル mt0.bin  テクスチャ名 車体テクスチャ名 反射光テクスチャ名 205系　ウグイス _d_205.dds _d_205.dds 205系　グリーン _d_20d.dds _d_205d.dds ●制作履歴 バージョン 公開日 更新内容 Ver1.0 2022.11.06 新規制作。ベース：205系通勤形電車山手線(ウグイス色帯)仕様テクスチャVer1.0,同、埼京･川越線(グリーン帯)仕様テクスチャVer1.0 ●参考資料・サイト web：ウィキペディアフリー百科事典 国鉄205系電車 より web：ウィキペディアフリー百科事典 界磁添加励磁制御 より web：◆横浜線205系・E233系研究所◆ 様　https://yokohamaline205hamakyu.web.fc2.com/index.html (各サイト運営の方に御礼申し上げます。)