No.136 【A列車で行こう9電車テクスチャバリエーション】 JR東 209系一般形電車3000・3100番台/川越・八高線仕様テクスチャ Ver1.0 webガイド
■テクスチャデータ 初公開日 2024.02.29 最新バージョン Ver1.0 最新バージョン公開日 -  収録テクスチャ数 4 A列車で行こう9車両テクスチャファイルです。以下の仕様の車両テクスチャが含まれています。 仕様 共通仕様 JR東日本 209系3000・3100番台一般形電車/川越・八高線仕様  model 仕様  model [1]～[3] 3000番台車 model [4] 3100番台車
■対応データ・適用可能テクスチャ 車体データと反射光ファイルデータは必ずセットで導入して下さい。詳しくは「導入」項を参照ください。 適用可能フォーマット 適用対象(可能)テクスチャ a9codec版 (.ddsフォーマット) ■ 209系(スカイブルー) ■ 209系系(南武線カラー) ■ 209系(川越線カラー) ■モデル 新製・改造編入時から最終期の姿をイメージして制作しました。
	■実車について 209系電車0番台は国鉄時代大量投入された103系電車置き換えを目的に平成5(1993)年から792両が製造されました。開発にあたり、当時の情勢から従来の車両設計を見直し、「重量半分･価格半分･寿命半分」というコンセプトはとても大胆なものでした。当時の使い捨てカメラになぞらえ「走るんです」と揶揄されながらも、JR東日本では初のVVVF制御の通勤形車投入(VVVF制御車導入自体は国鉄時代209系900番台導入が最初だが、本格的量産には至らなかった)となり、大幅な省エネ化を実現した系列でもありました。209系の新製は川崎重工業・東急車輌(JR東日本OEM含む)の２社が担当し、車体構造などが微妙に異なっていたほか、細かい仕様は変更・改良が続けられた結果、細かい点に差異がありました。 ＊＊＊ 川越・八高線へは平成8(1996)年の八高線八王子－高麗川駅間電化によるによる川越線(高麗川－川越駅間)直通運転開始による所要編成数増のため、4両編成4本が新製されています。3000番台とされたのは、103系3000番台車(72系改造車)に倣ったのが理由です。一方3100番台車は103系廃車置き換えのため、平成17(2005)年に205系3000番台車と共に投入(4両編成2本)されたものですが、当初の計画では全てを205系で賄う予定でした。しかし、埼京線の東京臨海高速鉄道相互直通運転開始に伴う運用数増に伴い、川越・八高線用として転用できなくなり、当時同線へ充てられる余剰車がなかったことから、東京臨海高速鉄道70-000形の組成変更に伴い余剰となっていた先頭車4両と中間車2両を転籍した上で改造して209系へと編入、不足した中間車2両を新製(209系最後の新製車)することで所用編成数を確保したという経緯があります。これは元々東京臨海高速鉄道70-000形は仕様こそ一部異なるものの、209系0番台をベースにした車であったことから可能であったと言えるでしょう。 川越・八高線における209系3000・3100番台の運用は令和4(2022)年までと意外に短く、中央・総武線からの転用改造車である209系3500番台、E231系3000番台車に置き換えられ姿を消しています。 ■A列車で行こう9での活用 同時期に活躍した205系3000番台や、現行の209系3500番台。E231系3000番台車や川越駅で連絡していた205系0番台、E233系7000番台車とのコラボレーションなどが楽しめそうです。(残念ながら205系3000番台については先頭車のライト位置の変更ができない制約からモデル化が困難です。) ■加工のポイント A列車で行こう９の209系は実車再現性が非常に低いと言わざるを得ません。本テクスチャの制作ではこのクオリティの改善を図っています。しかしながら、テクスチャーの差し替えという限られた中での加工ですので、妥協を余儀なくされた点があります。従って本テクスチャは実車とは違う点がありますのでご了承下さい。以下できたこととできなかったことを列記します。 ◎ 塗装カラーを下記の通りとしています。陰影処理により彩度・明度を変化させていますので一様とは限りません。 基準色(RGBモデルカラー)・・・【車体】ステンレス：151.155.159、【帯色】もえぎ色：120,165,70、オレンジバーミリオン:254.107.48 彩色については むこーな(Mukona) さん (@MukonaE657)のご助力をいただきました。ありがとうございました。 ◎ 行き先表示・運行番号を表現しました。運行番号表示器はマグサイン式・LED式をそれぞれ表現)マグサイン式については夜間照光状態をリアルに表現できる様配慮しました。 ◎ 屋根の汚れを表現しました ◎ 反射光ファイルサイズを見直し、自然な表現となる様、精細化しました。また、夜間の透過光表現を調整し、窓枠等が発光してしまう対策を行いました。 ▲ 車体テクスチャを実車イメージに基づき大幅に修正しましたが、仕様の都合上実現できなかった表現があります。詳しくは下記の通りです。 ・ 車体のリブ形状・窓枠・扉形状等を修正しましたが、窓サイズが実車通りではない部位があります。 ・ 屋根のリブ形状を表現しましたが、表現していない機器があります。 ・ 運転台周りの配置が実車通りではありません。 ・ 床下機器を表現しましたが、実車通りではありません。また付随車・動力車が作り分けられていません。 ・ 冷房機を表現しましたが、実車とは形状が異なる表現が多数あります。 ・ 連結器周りの表現を改めましたが、実車通りでない部分があります。 ・ 開閉式客席窓を表現しましたが、全ての窓が開閉式となってしまっています。(実車は固定のまま残された窓があります) ・ 先頭車スカート周りの機器を表現していますが、一部乱れている部分があります。 ・ 車体側面の標記がATS標記以外表現できませんでした。 × 客席ドア脇のドア開閉スイッチを表現することができませんでした。 ◎：よい点　▲：一部改善点のある点　×：断念・悪い点 ■各モデル解説 model [1]～[3]　 209系3000番台 model [4] 　 209系3100番台 (ハエ72編成) 大まかに分けて川越・八高線の209系は前述の通り異なる背景事情から3000番台車と3100番台車の2つの形態がありました。3000番台車は基本番台(0番台)を元に、客用扉にドアスイッチを設置した点が特徴でした。(残念ながら本テクスチャセットではこれが表現できませんでした) model [1] では客席窓開閉化改造前の初期の姿、model [2] では客席窓開閉化改造後の姿、model [3] では運行番号表示器のLED化改造後の姿をそれぞれ表現、ほぼ現役時の全ての期間の形態を網羅しています。 他社からの転籍車を編入した異色の3100番台車は前述の経緯の通り、中間車を新造したハエ71編成と全車東臨車だったハエ72編成の2本のみがありました。運転台は東京臨海高速鉄道70-000形の面影を残しており、オリジナルの0番台車とはイメージが異なります。本テクスチャではハエ72編成を再現したテクスチャをmodel [4] として制作しています。 なお、実車では運用末期ドアステッカーに関して小形のものが追加されていますが、全体のイメージバランスを考慮してこれは表現しませんでした。 行き先表示器・運行番号表示器の表現は下記の通りです。 model [1]　77運用(マグサイン式) 八王子 行き(幕式) model [2]　65運用(マグサイン式) 川越 行き(幕式) model [3]　75運用(LED式) 高麗川 行き(幕式) model [4]　69運用(LED式) 八王子 行き(LED式)
■導入 ● A列車で行こう9への導入に当たってはA9codec・支援ソフトspats!を使用の上、使用方法はそれぞれの解説を参照して下さい。 ● 本テクスチャを導入してもゲーム内のアイコンや車両購入画面の小窓表示は置き換え前のままの表示ですのでご注意下さい。 ● テクスチャ導入の際、ファイル名はリネームが必要となります。冒頭のアンダーバー付け忘れにご注意下さい。 ● テクスチャの導入対象は複数ありますが全てのパターンは導入できません。各々の事情に合わせ導入して下さい。 a9codec対応 (ddsフォーマット) 本作テクスチャ 車体テクスチャ名 反射光テクスチャ名 model [1] 3000番台　窓枠未改修車 d_E209khL_301.dds m_E209a.dds model [2] 3000番台　窓枠改修車 d_E209khL_302.dds m_E209b.dds model [3] 3000番台　窓枠改修車(運用番号LED表示器改造後) d_E209khL_303.dds model [4] 3100番台　(ハエ72編成) d_E209khL_311.dds m_E209_d.dds  置き換え対象テクスチャ バイナリファイル mt0.bin  mt1.bin  テクスチャ名 車体テクスチャ名 反射光テクスチャ名 209系(スカイブルー) _d_209.dds _m_209.dds 209系(南武線色) _d_209b.dds _m_209b.dds 209系(川越線色) _d_209c.dds _m_209c.dds ■制作履歴 バージョン 公開日 更新内容 Ver1.0 2024.02.29 新規制作。ベース：JR東 209系０番台一般形電車/京浜東北線根岸線仕様テクスチャ　Ver2.0 ●参考資料・サイト web：ウィキペディアフリー百科事典 JR東日本209系電車、国鉄205系電車、東京臨海高速鉄道70-000形電車　より web：ウィキペディアフリー百科事典 川越線、八高線、東京臨海高速鉄道りんかい線　より web：4号車の5号車寄り　様　https://4gousya.net/　より・・・編成構成について参考にさせていただきました。 web：RailFile.jp　様　https://railfile.jp/ より・・・車体サイドビュー・床下機器表現の参考にさせていただきました。