No.002【A列車で行こう９車両テクスチャバリエーション】　JNR･JR東日本･JR西日本 12系急行形客車 Ver3.01 Webテクスチャガイド
このテクスチャセットは2021.9.18にcAL-cALが制作・公開した12系急行形客車(Ver2.1)の一部改良版です。 ●テクスチャデータ 初公開日 2021.07.18 最新バージョン Ver3.01 最新バージョン公開日 2021.11.11  収録テクスチャ数 3 A列車で行こう9車両テクスチャファイルです。以下の仕様の車両テクスチャが含まれています。 モデル  仕様 共通仕様 JNR/JR 12系0番台 急行形客車 モデル  仕様 model① 日本国有鉄道/JR各社・標準タイプ model② JR西日本・黒Hゴム仕様 model③ JR東日本/JR西日本・最終増備形(黒Hゴム仕様)
新妻トランシス様制作12系客車シリーズa9codec対応版を参考にさせていただき、一部テクスチャ（連結器・ジャンパ栓周り）の流用をさせていただきました。
●対応データ・適用可能テクスチャ 車体データと反射光ファイルデータは必ずセットで導入して下さい。詳しくは「導入について」項を参照ください。 適用可能フォーマット 適用対象(可能)テクスチャ a9codec版 (.ddsフォーマット) D51形蒸気機関車+12系(客車のみ) C57形蒸気機関車+12系(客車のみ) ●モデル model①新製時～平成時代序盤に各地で当たり前の様に波動輸送に当たっていた姿をイメージして作成しました。少々古い灰色Hゴム仕様です。 model②・③JR東日本・JR西日本に残る12系客車の今の姿をイメージして制作しました。黒Hゴム仕様です。
	●実車について 12系客車は昭和44(1969)年から昭和53(1978)年にかけて製造、北海道・四国を除く全国の臨時列車(波動輸送)に充てられ活躍しました。昭和50年代後半になると老朽化し引退した旧型客車に代わり定期急行列車の運用にも就き、当時人気のあったお座敷客車への改造種車としても用いられました。現在はJR東日本に"SLばんえつ物語"用、JR西日本に"奥出雲おろち号"用として特別仕様の客車とJR東日本・JR 西日本に６両編成１ずつの12系0番台原形車が残り、臨時列車・イベント用として運用されています。本テクスチャは新製当時の12系と、現在残る12系原形車をイメージしました。 12系客車の分類 車番 タイプ 後方監視窓 貫通幌 スハフ12　1～8 試作車(S44) 大型 収納式 スハフ12　9～64 オハフ13　1～50 量産グループⅠ(S45) スハフ12 65～90 オハフ13 51～76 量産グループⅡ(S46) スハフ12 101～148 量産グループⅢ(S52･53) スハフ12 149～163 量産グループⅢ(S52･53) 縦長 外吊式 現在JRに残る12系客車は次の通り JR東日本(14両) オハ12 366・367・368・369 スハフ12 161・162 臨時列車用 オヤ12 1(スハフ12 158改造) SL回送随伴用事業用車 オハ12 313・314・315・316・1701 スハフ12 101 スロフ12 102 SLばんえつ物語用客車 JR西日本(8両) オハ12 341・345・346・352 スハフ12 129・155 臨時列車用 スハフ12 801、スハフ13 801 奥出雲おろち号用客車 青太字が本テクスチャで再現できる車両です。スハフ12 149～は最終増備車(テクスチャ③)です。 ●A列車で行こう9製品版について 牽く機関車を選ばない12系客車ですが、A列車で行こう9でも様々なシーンが想定されます。製品版12系客車は国鉄のJR化以降の姿をプロトタイプにしていると思われますが、車体塗装色をはじめ残念な仕上がりと言わざるを得ません。そこで、バリエーションを含めたテクスチャのグレードアップをしました。 ●バージョンアップポイント ＜Ver1.0→2.0＞ ◎ 省略されていたデッキを表現し、車体天地方向のバランス調整を行いました ◎ 白帯をアイボリーホワイトへ改めました × ローカル列車用1000番台・2000番台との混結を考慮してサボ類の表現を取りやめました（行き先方向幕は無地となっています） ＜Ver2.0→3.0＞ ◎ JR東日本・JR西日本に残るタイプ（黒Hゴム仕様車）を追加しました ◎ 室内灯点灯時、窓枠・Hゴムが発光してしまう現象への対策を行いました ◎ 貫通幌テクスチャを一部修正しました ●加工のポイント テクスチャーの差し替えという限られた中での加工ですので、妥協を余儀なくされた点があります。本テクスチャは実車とは違う点がありますので、ご了承下さい。以下できたこととできなかったことを列記します。 ◎ 塗装カラーを実車のイメージに合わせました。（RGBカラーモデル採用） 　　　青20号：0,63,108　／　クリーム10号：236, 224, 209 ◎ デッキを表現しました ◎ サッシ・Ｈゴムの表現を明確にました ◎ 後方監視窓は2タイプを作り分けました（テクスチャ②・③） ◎ デッキ扉の白帯を表現しました（テクスチャ①） ◎ ①テクスチャのトイレ窓を開放状態（白色）として仕上げました ◎ ②・③テクスチャのトイレ窓を透明として仕上げました ◎ 緩急車貫通扉と側ドアにある把手を表現、また表現可能な車体表記を行いました ◎ 室内灯点灯時、窓枠・Hゴムが発光してしまう現象への対策を行いました × ローカル用1000番台との混結を考慮しサボ類の表現を取りやめました × A列車で行こう９の仕様で屋根上については大幅に実車とは異なります（実車の冷房装置は全く違います） × 客室窓数、配置が実車と合致しません × 行先方向幕とトイレ窓の位置（高さ）が間違っています × サボの位置が間違っています × スハフ12に機関換気用の給気口、排気口（煙突）がありません × JRマークがありません②・③ ◎：よい点　×：断念・悪い点
●導入について ●　本テクスチャを導入しても、ゲーム内車両カスタム・購入ウインドウ(小窓)内での名称・説明・車両画像は置き換わりません。導入前のままとなりますのでご了承下さい。 ●　各テクスチャは使用前にリネームを必要とします。リネームの際は大文字小文字の差異にご注意下さい。 ●　置き換え対象ファイルは複数あります。任意のテクスチャに置き替えができます。 a9codec版 (ddsフォーマット) 下記対象テクスチャを置き換えます。予めオリジナルテクスチャに対しバックアップの実行をお勧めします。 本作テクスチャ 車体テクスチャ名 反射光テクスチャ名    置き換え対象テクスチャ 車体テクスチャ名 反射光テクスチャ名 model① 12系急行形客車 (灰色Hゴム車) _d_PC12N.dds _m_PC12N.dds D51形蒸気機関車 +12系 _d_d51_c.dds _m_d51_c.dds model② 12系急行形客車 (黒Hゴム車) _d_PC12W.dds _d_PC12W.dds C57形蒸気機関車 +12系 _d_c57b_c.dds _m_c57b_c.dds  model③ 12系急行形客車 (最終増備/黒Hゴム車) _d_PC12E.dds  _d_PC12W.dds _d_c57y_c.dds _m_c57y_c.dds Texmod版 (tgaフォーマット) ・ 下記対象テクスチャを置き換えます。反射光ファイルに共有が存在するため、在来(製品版)テクスチャや他の制作者様制作のテクスチャと共存させるとテクスチャイメージが変化しますのでご注意下さい。(cAL-cAL制作12系ローカル客車との共存は可能です) ・ Texmod版の動作検証は行っておりません。 本作テクスチャ 車体テクスチャ名 反射光テクスチャ名    置き換え対象テクスチャ 車体テクスチャ名 反射光テクスチャ名 model① 12系急行形客車 (灰色Hゴム車) _d_PC12N.tga _m_PC12N.tga D51形蒸気機関車 +12系 ? ? model② 12系急行形客車 (黒Hゴム車) _d_PC12W.tga _d_PC12W.tga C57形蒸気機関車 +12系 ? ? model③ 12系急行形客車 (最終増備/黒Hゴム車) _d_PC12E.tga  _d_PC12W.tga ? ? ※Texmod版の置き換え対象テクスチャは不明なため、各自でお調べの上導入して下さい。   ●制作履歴 バージョン 公開日 更新内容 Ver1.0 2019.7.18 新規制作。ベース：12系客車(A列車で行こう⑨製品版),参考：新妻トランシス様制作12系客車シリーズ・部品流用：連結器・ジャンパー栓・冷房機 Ver2.0 2021.9.14 テクスチャ修正。(天地方向サイズ修正、デッキにステップを表現、車体帯を白色からクリーム10号へ変更。) Ver2.1 2021.9.18 テクスチャエラー修正。(裾テクスチャの色指定ミス修正。) Ver3.0 2021.11.11 テクスチャ一部修正。(貫通幌形状、冷房機周り製品版オリジナルテクスチャへ書き戻し、窓周り発光対策実施)、モデル2種追加。 Ver3.01 2023.01.02 readme Web化 ●参考資料・サイト 鉄道図書刊行会刊：鉄道ピクトリアル No.471　1986年11月号　【特集】12系客車 鉄道図書刊行会刊：鉄道ピクトリアル No.530　1990年7月号　【特集】12･14系座席客車