●各テクスチャ解説
一段目 ・ 左：model [1] / 右：model[2]
二段目 ・ 左：model [3] / 右：model[4]
三段目 ・ model [5]
最下段 ・ サイドビュー |
近代化改装車(クモハ73形・モハ72形)
| model [1] |
【前面】クモハ73形タイプ・屋根布留メ・雨樋,空気作用管,パンタ引き外し線,ジャンパ線受,行き先表示器あり、【側面】二段アルミサッシ、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
| model [2] |
【前面】クモハ73形タイプ・雨樋,空気作用管・パンタ引き外し線,ジャンパ線受,行き先表示器あり、【側面】二段アルミサッシ、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
| model [3] |
【前面】クモハ73形タイプ・空気作用管,パンタ引き外し線,ジャンパ線受,行き先表示器あり、【側面】二段アルミサッシ、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
| model [4] |
【前面】クモハ73形タイプ・ジャンパ線受あり、【側面】二段アルミサッシ、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
| model [5] |
【前面】クモハ73形タイプ･雨樋,ジャンパ線受あり、【側面】二段アルミサッシ、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
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73・72系電車の先頭車はその登場時期の違いから意匠が大きく異なります。クモハ73形は元々戦時設計車モハ63形を改造したもので、クモハ73形としての新製車はありません。モハ63形は戦後疲弊した鉄道旅客輸送を立て直すために大量に新製されましたが、昭和26(1951)年に発生した桜木町事故を教訓として省略されていた内装や保安機器を搭載し面目を一新、このときモハ73形へと形式が改められています。(クモハと呼称される様になるには昭和34年の車両称号規程改正から)
しかし、当初3年保てば良いととされた63形ベースのクモハ73形は整備後も陳腐化が目立つ様になり、当時の経済事情から廃車にもできず、この対策として施されたのが近代化改装でした。この改造は昭和37(1962)年から開始され、車体の全金属化と同時に当時深刻化していた踏切事故対策として高運転台構造を採用したため、従来車や時期的な問題から改装工事の行われなかったクハ79形とはイメージが異なるものとなりました。本テクスチャはこのグループをモデルとしています。
この近代化改装では車体の全面的な改修が行われ、木製三段窓の二段アルミサッシはもちろん、客扉の交換(プレスドア→ハニカム構造の新ドア)、台枠の強化、鋼体は柱・外板の張り替え、屋根高さの変更(従来車は屋根が深かった/3,720mm→3,654mm)、内装の更新などが行われた結果、73・72系最終増備となった920番台相当の新系列電車に見劣りしない仕上がりとなっています。ただ、実施年や担当工場によって細かい仕様が統一されなかったことから様々な形態を生むことになりました。これは中間車であるモハ72・サハ78も同様の改造だったので、920番台車や101系などに引けをとらない外観となったのですが、実際の運用では未改修(もしくはそれに近い簡易改造車)や張り上げ屋根の920番台車との混結による組成が常態だったことから、非常に凸凹感がありました。
以下model[1]～[5]の詳細は次の通りです。
共通
客席窓はウィンドウシル・ヘッダーのない(隠蔽)二段アルミサッシで新性能車101系と近似した外観でした。(窓幅と客扉が違うくらい)実車では920番台で採用されたのと同様窓枠縁にRの付いたものもありましたが、本テクスチャでは全てRのない姿としています。客扉は全てハニカム構造の軽い扉で全車同じ仕様でした。運転台を含めHゴムについては黒色・灰色(白色)が混在していましたが、本テクスチャでは一番多かった運転台：灰色、戸袋窓：明灰色、客扉：黒色としました
先頭車(クモハ73形)
model[1]は最も賑やかな前面形状のクモハ73形です。このタイプは元々屋根布留メのない車(model[2])でしたが、後に屋根布留メを追加されています。中間車改造のクモハ73形500番台車もこのタイプの外観をしています。model[2]は前述の通りで、model[3]～[5]はそれぞれ施工の際屋根布留メ、配管類、雨樋などがありませんが、これらは隠蔽配管とされたためで、外観上見えなくなっただけに過ぎません。model[4]・[5]では行先表示器のない車をモデル化しました。
中間車(モハ72形)
ウィンドウシル・ヘッダーのない(隠蔽)二段アルミサッシ車はモハ72形のみの存在で、サハ78形は実車では存在しません。(二段窓改造車はウィンドウシル・ヘッダー付きのみだった) |
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上段左：model [7] / 右：model[6]
下段 ： サイドビュー |
アコモ改善車(クモハ73形600番台車・モハ72形,サハ78形)
| model [6] |
【前面】クモハ73形タイプ･屋根布留メ・雨樋,空気作用管,パンタ引き外し線,ジャンパ線受,行き先表示器あり、【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
| model [7] |
【前面】クモハ73形タイプ･雨樋,屋根布留メあり,行き先表示器あり、【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
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72・73系電車は前述の通り昭和30年代後半に車体を全金属化する近代化改装が行われましたが、全車に及ぶことはなく未更新のまま取り残された車が多数ありました。時代は進み昭和40年代に入り、72･73系は大都市通勤輸送からローカル輸送にシフトしてきており、陳腐化はより一層進んでいて対策は急務でした。この対策として昭和46･47(1971･1972)年に、これら未更新車車の中から比較的新しい車に対し施工されたのがアコモディション改造、通称”アコモ改造”です。工事はA工事・B工事・簡易工事と3つにランク分けされ、全体的に近代化改造車と比較して簡易的な改造になっていました。また、本格的なローカル輸送への転向は先頭車の不足を招いたため、中間車の先頭車化改造が行われています。
以下model[6]・[7]の詳細は次の通りです。
共通
客席窓は二段アルミサッシでウインドウシル・ヘッダーあり、客扉はプレスドア、木製雨樋を装備しています。アコモ改造車の中でもアコモA工事と呼ばれる車で、最も改造度合いの大きなタイプでした。
先頭車(クモハ73形)
クモハ73形は基本的に原形車である三段窓車か全金車化された近代化改装車の2種しかなく、本テクスチャに相当するウインドウシル・ヘッダー付き車となると、モハ72形を先頭車化改造した600番台車のみの存在で、比較的少数派でした。基本的にクモハ73形は奇数向き先頭車ですがmodel[7]では偶数向き車だったことから、集電装置関連機器とジャンパ連結器受けがありません。
中間車(モハ72形・サハ78形)
昭和27(1952)年から増備されたモハ72形は500番台車として区分され、比較的モハ72形の中でも新しい車であったことから近代化改装(全金車化)から漏れた車が多くありました。これらの車をアコモ改造したものがmodel[7]・[8]の中間車です。 |
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上段左：model [9] / 右：model[8]
下段(上)：model[8] サイドビュー
下段(下)：model[8]･[9] サイドビュー |
整備改造車(クモハ73形,モハ72形,サハ78形)
| model [8] |
【前面】クモハ73形タイプ･屋根布留メ・雨樋,空気作用管,パンタ引き外し線,ジャンパ線受,行き先表示器あり、【側面】三段木製窓、雨樋木製、乗務員扉鋼製、客扉プレスドア、戸袋窓Hゴム支持(室内側三段窓) |
| model [9] |
【前面】クモハ73形タイプ･雨樋,空気作用管・高圧母線配管あり、【側面】三段木製窓、雨樋,乗務員扉木製、客扉プレスドア、戸袋窓Hゴム支持(室内側三段窓) |
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前述の通りモハ63形電車を筆頭とする戦時設計通勤形車は72・73系として整備改造が行われましたが、晩年に至っても原形63形のイメージを色濃く残す形態で残留した車がいました。これはアコモ改造車の簡易工事施工車などに見られた形態ですが、中には戸袋窓をHゴムとしたものの内枠は三段窓のままだったり、前照灯を幕板に埋め込んだ中途半端と見える更新車もこの中にはありました。これらは少数派で73・72系運用末期当時、動向が注目された車もあります。
以下model[8]・[9]の詳細は次の通りです。
共通
客席窓は原形の三段窓、客扉はプレスドア、木製雨樋を装備しています。戸袋窓はHゴム支持ですが、室内側は三段窓のまま残っていました。
先頭車(クモハ73形)
model[8]はモハ72形500番台車を先頭車化改造したクモハ73形600番台車(奇数向き車)です。一方のmodel[9]は昭和35(1960)年大井工場製の試作更新車、クモハ73
096です。運転台回りはクモハ73オリジナルのままながら、前面の屋根布留メがなく、前照灯は妻板埋設という特徴ある姿でした。晩年は松戸区に配置され、常磐線で運用されています。
中間車(モハ72形・サハ78形)
整備改造車の最終期に施工された車で、戸袋窓をHゴム支持とした車です。三段窓車が淘汰されてゆく過程で後年まで残存したグループでもあります。全車が旧モハ63形の改造車(モハ72形0番台車,サハ78形300番台車)ですが、この中から更に先頭車化改造でクモハ73形500番台車となった車がいます。サハ78形は |
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最上段 左：model [11] /右：model[10]
二段目：model[11] サイドビュー
三段目：model[10] サイドビュー
四段目：model[25] サイドビュー |
整備改造車・新製車(クハ79形,モハ72形,サハ78形)
| model [10] |
【前面】クハ79タイプ、【側面】三段木製窓、雨樋木製、乗務員扉木製、客扉プレスドア,中桟付き、戸袋窓三段窓 |
| model [11] |
【前面】クハ79タイプ、【側面】三段木製窓、雨樋,乗務員扉木製、客扉プレスドア、戸袋窓Hゴム支持(室内側三段窓) |
| model [25] |
【前面】クハ79タイプ、【側面】三段木製窓、雨樋,乗務員扉木製、客扉プレスドア、戸袋窓三段窓、客扉上ウィンドウ・ヘッダー省略 |
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model[8]･[9]がクモハ73形ベースとするなら、model[10]・[11]はクハ79形ベースの整備改造車・新製車です。クハ79形は元々、戦時中に完成した木造車鋼体化車(試作)と２ドア車改造編入車で構成されていましたが、63形の整備改造開始に伴いこれの制御車として編入車(100番台)が加わり、昭和27(1952)年からの新製車(300番台)が加わるという経緯を辿りました。
クハ79形300番台から、前面窓を傾斜させて上部を換気口とすることで運転台環境の改善を図ったのですが、この形態は後に続く101系・103系の”国電スタイル”の先駆けとなりました。クハ79形の前面形状がクモハ73形近代化改装車と異なる理由は、整備(新製)時期が異なるからです。(クハ79新製車は1952年、クモハ73形近代化改装車が1962年。クモハ73形のデザイン変更は踏切事故対策によるもの。)
以下model[10]・[11]の詳細は次の通りです。
共通
客席窓は原形の三段窓、客扉はプレスドア、木製雨樋を装備しています。
先頭車(クハ79形)
model[10]・[25]は戸袋窓を含めたオール三段窓車ですが、この前照灯妻板埋込タイプの前面を持つクハ79形は実在しません。中間車の再現を行うためのテクスチャとなります。model[11]は73･72系としての新製車(クハ79
300以降)のうち、前照灯妻板埋込車をモデルとしたものです。
中間車(モハ72形・サハ78形)
model[10]はモハ63形の整備改造初期に施工された車で、近代化改装・アコモ改造から漏れた戸袋窓を含めた三段窓(当然のことながら開閉はしない)という仕様を表現しました。客扉窓は古い金属押さえタイプです。model[11]はモハ72形新製車に見られたタイプです。客席は三段窓ですが、戸袋窓の外側のみHゴム支持となっていました。中桟が薄緑色となっていますが、これは室内塗装色です。サハ78でもこのタイプは存在しましたが、これはモハ72形の電装解除車に見られたもので、数は多くありません。model[25]は改造整備後のサハ78形です。model[11]より仕様は新しいもので、客扉窓はHゴム支持ですが、新製時に省略されていた客扉上のウィンドウヘッダーはそのままという姿です。 |
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最上段 左：model [13] / 中：mnodel[12] /右：model[14]
二段目：model[14] 先頭車サイドビュー
三段目：model[13] 中間車サイドビュー
四段目：model[12] 先頭車サイドビュー
最下段：model[24] 中間車サイドビュー |
アコモ改善車(クハ79形,サハ78形)
| model [12] |
【前面】クハ79タイプ、【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり、雨樋・乗務員扉木製、客扉プレスドア、戸袋窓Hゴム支持(室内側三段窓) |
| model [13] |
【前面】クハ79タイプ、【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり、雨樋・乗務員扉木製、客扉プレスドア、戸袋窓Hゴム支持 |
| model [14] |
【前面】クハ79タイプ、【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり、雨樋鋼製、乗務員扉木製、客扉非プレスドア、戸袋窓Hゴム支持 |
| model [24] |
【前面】クハ79タイプ、【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり(客扉上省略)、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉プレスドア |
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アコモ改善車(クモハ73形600番台車・モハ72形,サハ78形)をモデルとしたmodel[6]･[7]の前頭部をクハ79形ベースとしたテクスチャで、新製時期は設備はmodel[12]が古く、model[14]が新しい順列となります。アコモ改善工事はそもそも応急的要素があり、三段窓の解消や運転台仕切りの見通し解消と言った限定的側面がありました。このため、これに関わりの無い外見の更新工事は行われなかった結果、様々な仕様を生む結果となりました。
以下model[12]～[14]・[24]の詳細は次の通りです。
共通
客席窓は二段窓アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダー装備しています。
先頭車(クハ79形)
形態にあまり差異はなく、73･72系としての新製車(クハ79 300以降)のうち、前照灯妻板埋込車をモデルとしたものです。model[24]は後述する中間車表現を行うためのもので、実在車は実在しません。
中間車(モハ72形・サハ78形)
model[12]～[14]はモハ72形に見られた形態で、model[12]では戸袋窓はHゴム支持の内側桟三段窓という仕様、model[13]はmodel[12]の戸袋窓内側桟がない仕様(一体形)、model[14]は客扉を非プレス構造とし、雨樋が金属製となった形態をそれぞれ表現しています。model[24]は客扉上のウィンドウヘッダーがないサハ78形のアコモ改善車です。 |
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上段 左：model [16] / 右：model[15]
下段 左：model[15] サイドビュー拡大
下段 右：model[16] サイドビュー拡大 |
全金(920番台)車(クハ79形,モハ72形)
| model [15] |
【前面】クハ79タイプ、行き先方向幕あり【側面】二段アルミサッシ枠R付、雨樋金属製、乗務員扉木製、客扉非プレスドア、戸袋窓Hゴム支持、張り上げ屋根 |
| model [16] |
【前面】クハ79タイプ、行き先方向幕あり【側面】二段アルミサッシ枠Rなし、雨樋金属製、乗務員扉木製、客扉非プレスドア、戸袋窓Hゴム支持、張り上げ屋根 |
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model[15]･[16]は73･72系電車の実質的最終形である新製全金車920番台車です。(920番台新製後クモハ73形の近代化改装車が登場してはいる)”920”と小刻みになっている理由は試作車900番台の存在があるからです。クハ79形とモハ72形のみが製造され、クモハ・サハについては作られていません。
外観としては張り上げ屋根を採用したことで従来車とは大きくイメージが変わり、混結した際はかなり目立ちました。外観上客席窓枠にＲのある車とない車があり、model[15]･[16]でその違いを表現しました。
客席窓は二段窓アルミサッシ、客扉は非プレス形を装備しています。全金車とはいいながら乗員室扉は木製であるあたりが設計の古さを脱していないといったところでしょうか。(クモハ73近代化改装車は金属製)従来車デザインを踏襲していましたが、行先方向幕が追加されています。クモハ73形に比べて隅のＲが緩い形状でした。両栓構造車のため全車の妻面ににジャンパ連結器があります。 |
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車体更新工事(クハ79形600番台・モハ72形970番台)車
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73･72系電車は整備改造・近代化改装・アコモ改造と急速に陳腐化してゆく中でテコ入れが行われましたが、その究極の形態として昭和46(1971)年に登場したのが車体更新車です。車体は103系そのもので、足回り等の機器のみ種車のものを再使用していました。(仙石線へ投入、103系による置き換えは昭和59(1984)年)この車体更新車は旧形電車運用終了後も機器を103系予備品を流用し、103系3000番台車として再生、川越線に投入されました。元々73･72系電車でも新しい車が種車とされたものの、平成17(2005)年の運用終了まで、50年以上も営業用として現役を貫きました。
model[17]のテクスチャは仙石線で運用された車ではなく、唯一鶴見線で運用されたモハ72 970を表現するため制作したもので、先頭車(クハ79形)は架空のモデルとなります。(仙石線仕様はウグイス色塗装で半自動設備追加によるドア取っ手付き)
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鶴見線仕様73・72系
| model [18] |
【前面】クモハ73 029,501～517(奇数向)仕様、空気作用管,パンタ引き外し線,ジャンパ線受,行き先表示器あり 【側面】二段アルミサッシ、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア仕様 |
| model [19] |
【前面】クモハ73 625,627,629仕様、屋根布留メ・雨樋,空気作用管,パンタ引き外し線,ジャンパ線受,行き先表示器あり 【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
| model [20] |
【前面】クハ79 450仕様、【側面】三段木製窓、雨樋,乗務員扉木製、客扉プレスドア、戸袋窓Hゴム支持(室内側三段窓) |
| model [21] |
【前面】クハ79 486仕様、【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり、雨樋鋼製、乗務員扉木製、客扉非プレスドア、戸袋窓Hゴム支持 |
| model [22] |
【前面】クハ79 930,932,936,938,940仕様、行き先方向幕あり(不使用)【側面】二段アルミサッシ枠R付、雨樋金属製、乗務員扉木製、客扉非プレスドア、戸袋窓Hゴム支持、張り上げ屋根 |
| model [23] |
モハ72 970仕様(103系車体) |
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鶴見線は大正13(1924)年に開業した鶴見臨港鉄道を起源とする路線で、長い間17m級の旧型車(31系)の牙城でした。この鶴見線に73･72系電車が転入したのは昭和46(1961)年のことです。当初は浦和・下十条区(京浜東北線)からの転出車で大半が整備改造車(三段窓車。昭和47年に大量転入して17m級車を一気に駆逐した)ばかりでしたが、昭和52(1977)年に中原区(南武線)、津田沼区(房総ローカル)からの近代化改造車・アコモ改善車に大半が置き換えられ、そのまま昭和55(1980)年の運用終了を迎えました。
鶴見線は支線が多く列車運行系統も複雑だったため、行き先表示を掲出していました。転入した73･72系電車の中には行き先表示器(幕式)を取り付けた車もいましたがこれらは使用されず、前面中央に大形の行き先表示板を掲出、この設備のない車は転入に際して新規に取付を行っていたようです。表示板は時期により意匠が異なっていましたが、本テクスチャセットでは晩年に用いられていたものを表現しています。(実車ではやや明るい黄色に近い色彩のものもあったようですが本テクスチャではオレンジ地/黒文字としています)
このほか、鶴見線の独自仕様として、運行番号表示器の右端1マス分は使用しないことから鉄板でふさがれていましたので、これもテクスチャで表現しています。
鶴見線では架空車となるクハ79形600番台車は行き先表示板を表現しました。
鶴見線における仕様の詳細については添付の”弁天橋電車区歴代 73･72系電車形態一覧表（1971～1980年)”を参照下さい。
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●添付資料・・弁天橋電車区歴代 73･72系電車形態一覧表（1971～1980年)(PDF)
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73・72系の車両管理は、現在の様な編成単位ではなく1両単位で行われていた関係で過去記録された編成表は皆無です。(一部の電車区では編成番号を掲出していた例もありますが基本は1両単位です)このため、実際の編成は日替わりに近いものでしたので、形態一覧表を添付しました。鶴見線はクモハ＋モハ＋クハの三連で運用され(大川支線はクモハ12形の単行もしくは2連)ていましたのでサハ78形の在籍はありません。前述の通り、初期には京浜東北線転用車、最終期は南武線・房総線からの転用車で置き換えられていたことがわかります。中には鶴見線生え抜きとも呼べる(モハ72
970など)様な車がいたこともわかります。
残念ながら、本テクスチャセットでは前照灯を屋根上に乗せていた整備改造車などを表現できないため、全ての車を再現することはできません。ご了承下さい。
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●導入
| ● |
本テクスチャを導入してもゲーム内のアイコンや車両購入画面の小窓表示は置き換え前のままの表示ですのでご注意下さい。 |
| ● |
テクスチャの導入パターンは複数あります。各々の事情に合わせ導入して下さい。 |
| ● |
本テクスチャセットを101系電車テクスチャに導入した場合、中間車が表現できませんのでご注意下さい。 |
a9codec対応
(ddsフォーマット) |
| 本作テクスチャ |
車体テクスチャ名 |
反射光テクスチャ名 |
| model [1] |
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近代化改装車(1)
【前面】クモハ73形タイプ・屋根布留メ・雨樋,空気作用管,パンタ引き外し線,ジャンパ線受,行き先表示器あり、【側面】二段アルミサッシ、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
d_73-1a_21.dds |
m_73-21.dds |
| model [2] |
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近代化改装車(2)
【前面】クモハ73形タイプ・雨樋,空気作用管・パンタ引き外し線,ジャンパ線受,行き先表示器あり、【側面】二段アルミサッシ、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
d_73-2a_22.dds |
| model [3] |
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近代化改装車(3)
【前面】クモハ73形タイプ・空気作用管,パンタ引き外し線,ジャンパ線受,行き先表示器あり、【側面】二段アルミサッシ、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
d_73-3a_23.dds |
| model [4] |
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近代化改装車(4)
【前面】クモハ73形タイプ・ジャンパ線受あり、【側面】二段アルミサッシ、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
d_73-4a_24.dds |
m_73-22.dds |
| model [5] |
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近代化改装車(5)
【前面】クモハ73形タイプ･雨樋,ジャンパ線受あり、【側面】二段アルミサッシ、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
d_73-5a_25.dds |
| model [6] |
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近代化改装車 クモハ73形600番台(奇数向き)
【前面】クモハ73形タイプ･屋根布留メ・雨樋,空気作用管,パンタ引き外し線,ジャンパ線受,行き先表示器あり、【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
d_73-6a_61.dds |
m_73-21.dds |
| model [7] |
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近代化改装車 クモハ73形600番台(偶数向き)
【前面】クモハ73形タイプ･雨樋,屋根布留メあり,行き先表示器あり、【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
d_73-7a_62.dds |
| model [8] |
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整備改造車 クモハ73形600番台(奇数向き)
【前面】クモハ73形タイプ･屋根布留メ・雨樋,空気作用管,パンタ引き外し線,ジャンパ線受,行き先表示器あり、【側面】三段木製窓、雨樋木製、乗務員扉鋼製、客扉プレスドア、戸袋窓Hゴム支持(室内側三段窓) |
d_73-8a_63.dds |
m_73-13.dds |
| model [9] |
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試作近代化改装車 クモハ73 096
【前面】クモハ73形タイプ(窓枠木製,ウィンドウシル・ヘッダー付)･雨樋,空気作用管・高圧母線配管あり、【側面】三段木製窓、雨樋,乗務員扉木製、客扉プレスドア、戸袋窓Hゴム支持(室内側三段窓) |
d_73-9a_11.dds |
m_73-12.dds |
| model [10] |
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原形・整備改造車
【前面】クハ79タイプ、【側面】三段木製窓、雨樋木製、乗務員扉木製、客扉プレスドア,中桟付き、戸袋窓三段窓 |
d_79-1a_11.dds |
m_79-11.dds |
| model [11] |
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原形・整備改造車
【前面】クハ79タイプ、【側面】三段木製窓、雨樋,乗務員扉木製、客扉プレスドア、戸袋窓Hゴム支持(室内側三段窓) |
d_79-2a_12.dds |
m_79-12.dds |
| model [12] |
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アコモ改善車(1)
【前面】クハ79タイプ、【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり、雨樋・乗務員扉木製、客扉プレスドア、戸袋窓Hゴム支持(室内側三段窓)
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d_79-3a_21.dds |
m_79-21.dds |
| model [13] |
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アコモ改善車(2)
【前面】クハ79タイプ、【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり、雨樋・乗務員扉木製、客扉プレスドア、戸袋窓Hゴム支持 |
d_79-4a_22.dds |
m_79-22.dds |
| model [14] |
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アコモ改善車(3)
【前面】クハ79タイプ、【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり(客扉上省略)、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉プレスドア |
d_79-5a_23.dds |
m_79-23.dds |
| model [15] |
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全金(920番台)車(1)
【前面】クハ79タイプ、行き先方向幕あり【側面】二段アルミサッシ枠R付、雨樋金属製、乗務員扉木製、客扉非プレスドア、戸袋窓Hゴム支持、張り上げ屋根 |
d_79-6a_31.dds |
m_79-31.dds |
| model [16] |
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全金(920番台)車(2)
【前面】クハ79タイプ、行き先方向幕あり【側面】二段アルミサッシ枠Rなし、雨樋金属製、乗務員扉木製、客扉非プレスドア、戸袋窓Hゴム支持、張り上げ屋根 |
d_79-6a_32.dds |
| model [17] |
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車体更新工事車
【車体】103系タイプ |
d_72a_41.dds |
m_72-41.dds |
| model [18] |
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近代化改装車(3) 鶴見線仕様
【前面】クモハ73形タイプ・空気作用管,パンタ引き外し線,ジャンパ線受,行き先表示器あり、【側面】二段アルミサッシ、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
d_73-3b_23.dds |
m_73-21.dds |
| model [19] |
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近代化改装車 クモハ73形600番台(奇数向き) 鶴見線仕様
【前面】クモハ73形タイプ･屋根布留メ・雨樋,空気作用管,パンタ引き外し線,ジャンパ線受,行き先表示器あり、【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉非プレスドア |
d_73-6b_61.dds |
| model [20] |
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原形・整備改造車 鶴見線仕様
【前面】クハ79タイプ、【側面】三段木製窓、雨樋,乗務員扉木製、客扉プレスドア、戸袋窓Hゴム支持(室内側三段窓) |
d_79-2a_12.dds |
m_79-12.dds |
| model [21] |
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アコモ改善車(3) 鶴見線仕様
【前面】クハ79タイプ、【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり(客扉上省略)、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉プレスドア |
d_79-5a_23.dds |
m_79-23.dds |
| model [22] |
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全金(920番台)車(1) 鶴見線仕様
【前面】クハ79タイプ、行き先方向幕あり【側面】二段アルミサッシ枠R付、雨樋金属製、乗務員扉木製、客扉非プレスドア、戸袋窓Hゴム支持、張り上げ屋根 |
d_79-6a_31.dds |
m_79-31.dds |
| model [23] |
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車体更新工事車 鶴見線仕様
【車体】103系タイプ |
d_72a_41.dds |
m_72-41.dds |
| model [24] |
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アコモ改善車(4)
【前面】クハ79タイプ、【側面】二段アルミサッシ、ウィンドウシル・ヘッダーあり(客扉上省略)、雨樋・乗務員扉鋼製、客扉プレスドア
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d_79-8a_24.dds |
m_79-22.dds |
| model [25] |
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整備改造車 サハ78
【前面】クハ79タイプ、【側面】三段木製窓、雨樋,乗務員扉木製、客扉プレスドア、戸袋窓三段窓、客扉上ウィンドウ・ヘッダー省略 |
d_79-9a_13.dds |
m_79-13.dds |
| 置き換え対象テクスチャ |
バイナリファイル |
| mt0.bin |
mt1.bin |
| テクスチャ名 |
車体テクスチャ名 |
反射光テクスチャ名 |
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101系南武支線カラー |
_d_101.dds |
_m_101.dds |
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103系スカイブルー |
_d_103.dds |
_m_103.dds |
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103系カナリア |
_d_103b.dds |
_m_103b.dds |
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103系オレンジ |
_d_103c.dds |
_m_103c.dds |
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103系ウグイス |
_d_103d.dds |
_m_103d.dds |
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103系阪和線 |
_d_103e.dds |
_m_103e.dds |
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103系大阪環状線 |
_d_103f.dds |
_m_103f.dds |
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103系エメラルドグリーン |
_d_103h.dds |
_m_103h.dds |
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●制作履歴
| バージョン |
公開日 |
更新内容 |
| Ver1.0 |
2023.11.29 |
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新規制作。ベース：73系旧形国電(非公開版) |
●参考資料・サイト
書籍：鉄道図書刊行会 刊 鉄道ピクトリアル 2000年5月号(通巻№684) <特集>73系電車 より
web：ウィキペディアフリー百科事典 国鉄72系電車,国鉄63系電車,国鉄クハ79形電車,国鉄サハ78形電車 より
web：ウィキペディアフリー百科事典 鶴見線 より
wec：我が心の飯田線！ 様 http://kokuden.net/mc53/ より（制作者様お亡くなりのため別の方が管理を引き継いでおられますが、諸ページへのリンク切れを起こしています。直リンクはこちら http://kokuden.net/mc53/sub.htm/sub20.html/sub20.html/sub20.htm )
blog：鉄道模型・色差し三昧 様 https://blog.goo.ne.jp/torinosanpo 2016.5.30 鶴見線の73形国電の履歴をたどる より
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No.029【A列車で行こう9車両テクスチャバリエーション】 JNR73・72系通勤形電車テクスチャセット Ver1.0 webガイド 
