No.091-2【A列車で行こう9テクスチャバリエーション】 JNR 189系特急形電車 Ver1.0 webテクスチャガイド |
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●テクスチャデータ
初公開日 |
2024.05.23 |
最新バージョン |
Ver1.0 |
最新バージョン公開日 |
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収録テクスチャ数 |
7 |
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A列車で行こう9車両テクスチャファイルです。以下の仕様の車両テクスチャが含まれています。
モデル |
仕様 |
共通仕様 |
日本国有鉄道
189系特急形電車 |
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モデル |
仕様 |
model[1]~[8] |
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長野運転所配置車仕様
特急「あさま」「そよかぜ」急行「妙高」 |
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●対応データ・適用可能テクスチャ
車体データと反射光ファイルデータは必ずセットで導入して下さい。詳しくは「導入」項を参照ください。
適用可能フォーマット |
適用対象(可能)テクスチャ |
a9codec版 (.ddsフォーマット) |
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381系(スーパーやくも塗装) |
■ |
381系(ゆったりやくも塗装) |
■ |
381系(くろしお塗装) |
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●実車について
信越本線横川-軽井沢(通称”横軽”)間にある碓氷峠は、国鉄最大だった66.7‰の勾配区間を持つ同線における輸送上のボトルネックでした。昭和37(1962)年の粘着運転開始、その3年後の複線化で、大幅な輸送力強化にはつながったものの、依然輸送力の制約は解消しておらず、これを改善するため機関車・電車の協調運転を図り、従来8両に制約されていた連結両数を最大12両まで拡大する目的で昭和50(1975)年に投入されたのが189系です。(同様の目的で急行用169系が昭和42年から投入されている)
189系は183系1000番台と酷似しており、外観上の相違点としては、わずかにスカートのジャンパー連結器が増設(横軽協調用。クハ183形0番台幕張車の両栓改造車とほぼ同じ)されたくらいで、混結も可能でした。(晩年実際に行われている)
長い間信越本線特急用として使用されましたが、平成9(1997)年の長野新幹線(現:北陸新幹線高崎-長野間)開業に伴い横川-軽井沢間が廃止されたことで、本来の用途を失った189系電車は一部が183系0番台車の置替え用に充てられたほかは首都圏における波動輸送用として残り、平成期の終わりとなる、平成31(2019)年3月に引退しました。
●A列車で行こう9での活用
昭和の時代から平成中期の鉄道風景に広くマッチする車です。運用範囲は広く、多くの車種とのコラボレーションが楽しめる車です。都市・田園・山岳部など多くの風景にマッチすることでしょう。
●加工のポイント
テクスチャーの差し替えという限られた中での加工ですので、妥協を余儀なくされた点があります。本テクスチャは実車とは違う点がありますので、ご了承下さい。
◎ |
車体カラーを下記の通りとしています。陰影処理により彩度・明度を変化させていますので一様とは限りません。
【車体】 |
クリーム4号 |
■ |
207.172.132 |
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赤2色 |
■ |
132.43.50 |
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◎ |
実在した特急愛称表示を行いました。 |
◎ |
乗務員扉下にステップを表現しました。 |
◎ |
室内灯の照度抑制を行いました。また、室内灯点灯時の窓枠発光抑制処置を行いました。 |
▲ |
車体テクスチャを実車イメージに基づき構成しましたが、仕様の都合上実現できなかった表現があります。詳しくは下記の通りです。 |
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先頭車乗務員扉前後の塗装を実車に近い形で表現しましたが、客扉位置など実車とは異なるほか、機械室通気ガラリを表現することができませんでした。 |
・ |
窓・扉高さを調整しましたが、位置・配列・数が実車と異なるため、これにイメージ的に対応するため意図的に実車配置を無視している部分があります。 |
・ |
屋根の汚し(ウエザリング)を表現していますが、屋根形状・機器等実車とは全く異なります。また、マッピングの問題から屋根色が妻板に回り込んでしまっています。 |
・ |
床下機器を表現しましたが、実車通りではありません。また付随車・動力車が作り分けられていません。 |
・ |
先頭車のスカート連結器周りの表現を改めましたが、実車通りでない部分があります。 |
・ |
ワイパーの表現を行いましたが、一部歪んでしまっている部分があります。 |
・ |
側面行き先表示器を表現しましたが高さが実車通りでない車があります。また、文字が1/2反転してしまいます。 |
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× |
中間車が片デッキとなってしまっています。 |
× |
車体断面形状が実車とは全く異なります。 |
× |
屋根上機器がパンタグラフ以外表現できません。 |
× |
台車が実車とは全く異なります。 |
× |
JNRエンブレム・JRマークの表現ができませんでした。 |
× |
クロ381に相当する先頭車は189系では存在しないので表現はしていません。ゲーム内で選択すると前頭部のみ製品版スーパーやくも色で描画されます。 |
◎:よい点(自画自賛・・) ▲:一部対応できた点 ×:断念・悪い点 |
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●サイドビュー解説<本テクスチャサイドビューは183系1000番台車と同一です>
<車体> |
● |
他系列車(381系・485系)との外観差を考慮して窓高さについて調整を行っています。 |
● |
客席窓については実車のイメージを反映させるため、窓ガラス押さえのイメージを再現(わずかに見えるゴム)しました。 |
● |
行先表示器については各列車毎下記表現としています。 |
<床下機器> |
● |
床下機器については直流抵抗制御車をイメージとした仕上げとしました。モハ189形をモチーフとしています。 |
<屋根> |
● |
やや軽いウエザリング(汚し)を行いました。実車は屋根布(ねずみ色)仕上げとなっています。 |
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●テクスチャ仕様
行先は奇数modelが下り列車、偶数modelを上り列車としています。各列車については"列車紹介"を参照下さい。
model [1][2][3] |
L特急「あさま」 上野-長野・直江津 |
model [4][5][6] |
特急「そよかぜ」 上野-中軽井沢・上田 |
model [7][8] |
急行「妙高」 上野-長野 |
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●列車紹介
189系は昭和50年から関東~長野を結ぶ列車での運用のため投入された系列です。この時期は新幹線の新規開業や旧世代車の置き替えなど大きな転換期にあたり現在も残る列車、そして様々な理由によって消えてしまった列車がありました。そこで本テクスチャセットに収録した列車の経歴を簡単紹介させていただきます。
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あさま 上野-長野・直江津 model [1][2][3]
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”あさま”は昭和36(1961)年に小諸-新潟間で運転で開始された準急列車がルーツです。これが翌年、上野-長野間の夜行準急として設定されます。昼行特急として設定されたのは昭和41(1966)年のことで上野-長野間全車指定席急行「信越いでゆ」を格上げする形で運転が開始されました。当初は2往復の設定でした。
需要増による増発や急行列車からの格上げ、更には昭和61(1986)年の急行列車廃止※1により、最終的には一日19往復(定期列車のみ。このほかに季節・臨時列車設定5往復があり、多客期には約30分ヘッドで運転されていた)が運転されるまでになりました。
文字通り信越本線の顔とまでになった列車ですが、平成9(1997)年の長野新幹線開業により新幹線の列車名となったため、在来線特急としては廃止となりました。(新幹線列車としての名称公募では1位にはならなかったが、長年親しまれた列車として採用が決まっている)
余談ですが、特急”あさま”と運用を共通化していたのが特急”あずさ”です。(”あずさ”は国鉄時代189系で運用されていた期間の方が長い)189系と183系1000番台車の際は皆無(A列車で行こう9上では全くの同形態)ですので、183系1000番台を使用することで再現できます。("あずさ"については
No.091-1【A列車で行こう9テクスチャバリエーション】 JNR183系1000番台特急形電車テクスチャガイド も参照下さい) |
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そよかぜ 上野-中軽井沢・上田 model [4][5][6] |
日本有数の避暑地である軽井沢への輸送需要は古くからあり、戦後すぐに東京(上野)からの臨時列車が設定されました。準急・急行列車で多くの列車が運転されましたが、特急列車の臨時列車設定は昭和43(1968)年が最初でした。当初は157系電車が使用されていましたが、181系・183系・489系など多系列車での運転が行われ、夏期の週末を中心に毎年運転されました。(1985・1986年夏臨時では3往復)
廃止は長野新幹線開業の平成9(1997)年ですが、1985年以降は489系での運転となり189系は使用されなくなっていました。本テクスチャセットでは上田行きのテクスチャ(model[5])が含まれていますが、実際には使用されなかった可能性があります。 |
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妙 高 上野-長野 model [7][8] |
信越本線での夜行優等列車の運転開始は遙か大正時代へ遡ります。当時は上野-新潟間は14~15時間を要しました。上越線全通や太平洋戦争による影響など変遷を経て、昭和23(1948)年に上野ー直江津(信越本線経由)間に設定された準急列車が、後の急行”妙高”のルーツとなります。改称や運転区間の延長・短縮を経て、上野-直江津間の準急(急行)へ回帰し、列車名を”妙高”としたのは昭和33(1958)年のことで、以来長いこと在来客車による運転が行われます。
多くの急行列車が格上げされて廃止される中、夜行列車であった”妙高”は急行列車として残置、14系化(座席+寝台)されつつも運転を継続してきましたが、昭和61(1986)年に運転区間は上野-長野間に短縮さるものの189系電車により電車化されました。本テクスチャセットmodel[7][8]はこの姿をテクスチャ化したものです。中央線急行の”アルプス”と同じく、同列車が廃止となる平成5(1993)年まで、トレインマークが絵入りとなることはありませんでした。(後に設定される長野-直江津間快速は全く別の列車)
国鉄分割民営化後の夜行急行列車は総じて乗車率の低下が顕著となり(遠因として寝台車不連結・車内設備などの陳腐化などサービスの低下)1990年代前半に大半が廃止となっています。 |
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※1) 急行列車格上げに伴う廃止・・・考察
従来全国各地の国鉄・JR線に設定されていた急行列車は現在ほぼ全廃されています。これは昭和40年代以降積極的に行われた特急列車への各上げを名目に行われたものです。乗客側からすれば、「列車の選択が狭まる」「特急列車移行に伴う実質上の値上げ」だったのですが、運用側からすれば、評定速度の異なる列車の同一線上の運用は複雑であり、全体的な列車運転速度の向上には向かないもので旧来の列車密度の低い”汽車型ダイヤ”から近代的な高密度な”電車型ダイヤ”へシフトするには障害でした。それを象徴していたのが1970年代の新幹線開業前夜の山陽本線に見ることができます。当時、山陽新幹線全通直前の時代で、在来の山陽本線は文字通り鉄道輸送の大動脈として昼夜問わず列車増発の限界に達していました。夜行列車においても貨物列車が数多く設定されている中、増発に余地がなく平行ダイヤと呼ばれるダイヤが導入され、各列車の運転時分が揃えられることになります。昭和47年、”彗星”、”あかつき”等の寝台特急の増発の際、これに旧形機であるEF58形が抜擢された(高速性能としては新型機であるEF65形より勝っていたが総合的な牽引機として運用するには力不足だった。EF65形の配置数が足りないという問題もあった。)のも、こういったダイヤ上の問題という側面があった上でのことです。これは近年各路線でも見られることであり、緩急分離が行われていない線区での優等列車運転では。優等列車の運転本数はあまり多くはならない傾向があります。
■導入
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A列車で行こう9への導入に当たってはA9codec・支援ソフトspats!を使用の上、使用方法はそれぞれの解説を参照して下さい。 |
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本テクスチャを導入してもゲーム内のアイコンや車両購入画面の小窓表示は置き換え前のままの表示ですのでご注意下さい。 |
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テクスチャ導入の際、ファイル名はリネームが必要となります。冒頭のアンダーバー付け忘れにご注意下さい。 |
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テクスチャの導入対象は複数ありますが、全てのパターンは導入できません。各々の事情に合わせ導入して下さい。 |
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本テクスチャセットでは実在しないクロ381相当の183系車両の表現対応は行っていません。このため、ゲーム内では編成カスタム機能を使用して編成を組成して下さい。 |
a9codec対応
(ddsフォーマット) |
本作テクスチャ |
車体テクスチャ名 |
反射光テクスチャ名 |
model [1] |
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189系 L特急「あさま」
下り 長野行き |
d_189_001Na1F-a.dds |
m_183_1b.dds |
model [2] |
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189系 L特急「あさま」
下り 直江津行き |
d_189_002Na1F-b.dds |
model [3] |
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189系 L特急「あさま」
上り 上野行き |
d_189_003Na1F-c.dds |
model [4] |
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189系 特急「そよかぜ」
下り 中軽井沢行き |
d_189_004Na2F-a.dds |
model [5] |
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189系 特急「そよかぜ」
下り 上田行き |
d_189_005Na2F-b.dds |
model [6] |
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189系 特急「そよかぜ」
上り 上野行き |
d_189_006Na2F-c.dds |
model [7] |
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189系 急行「妙高」
下り 長野行き |
d_189_007Na3F-a.dds |
model [8] |
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189系 急行「妙高」
上り 上野行き |
d_189_008Na3F-b.dds |
置き換え対象テクスチャ |
バイナリファイル |
mt0.bin |
mt2.bin |
テクスチャ名 |
車体テクスチャ名 |
反射光テクスチャ名 |
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381系(スーパーやくも塗装) |
_d_381.dds |
_m_381.dds |
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381系(ゆったりやくも塗装) |
_d_381yy.dds |
_m_381yy.dds |
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381系(くろしお塗装) |
_d_381k.dds |
_m_381k.dds |
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■制作履歴
バージョン |
公開日 |
更新内容 |
Ver1.0 |
2024.05.23 |
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ベース:No.091-1 JNR 183系1000番台特急形電車 Ver1.0テクスチャ |
■参考資料・サイト
書籍:鉄道図書刊行会刊:鉄道ピクトリアル No.1006 2022年12月号 【特集】183・189系電車
書籍:鉄道図書刊行会刊:鉄道ピクトリアル No.766 2005年10月号 【特集】151・161・181系電車(Ⅱ)
WEB:ウィキペディアフリー百科事典 国鉄183・189系電車 より
WEB:ウィキペディアフリー百科事典 あさま(列車)、くびき(列車) より
WEB:国鉄・JR特急車両 配置および運用の移り変わり 様 https://www5.big.or.jp/~hagi/rail/lexp/index.html・・・・189系各列車の変遷の参考にさせていただきました。
Blog:Rail・Artブログ 様 http://blog.livedoor.jp/railart/ 2015/10/22付 ★ 1985年夏 特急「そよかぜ」の時刻 2017/10/8付 ★ 1994年9月 L特急「あさま」の時刻 より・・・・特急”あさま”、”そよかぜ”ダイヤについて参考にさせていただきました。
ほか
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